わびすけメモ(7)

「もの」と「こと」

 「‥‥もの(もん)‥‥」というのは、よく出てきますが、
これには、実は2種類あります。

  第1グループ −− これは、前を区切ります。(詳しく言うと形式名詞

  「夫婦というのわ実に面倒なものでして ‥‥‥」、
  「彼にわ
注目すべきものある」、
  「つまらん
ことをしたもんだから‥‥」、
  「ばかな
ことを言ったものね」
  「相談して
みるもんだなあ」、「話してわみるものねえ」
  「親の
言うことわきくものだ」、「まず試してみるものよ」
  「明日
早いもんで、 お先に ‥‥‥。」
  「泣く
もんか」、「彼が正しいものか」、「死んでたまるもんですか」

  第2グループ −− これは、続けます。(終助詞です)

  「そんな事、 聞いてないもん
  「だって、 すきなんだもの
  「私だって、 女ですものね、 時にわ ‥‥‥」
  「これも、 時勢だもんな」

 このように、ほとんどの「もの(もん)」は、第1グループになり、
その前を、区切ります。
 ところで第2グループは、なんとなく分かると思いますが、理由を述べて
恨みっぽく、弁解しつつ、あまえつつ、時に色っぽく(^!^)、
 
「だって、○○だから、仕方がないじゃあ ないですか?」と、いった
感じ
がありますね? この雰囲気をつかんでしまえば、見分けは簡単。(^▽^)
どうですか?

 似たようなものに、「こと」があります。

 ほとんどの「こと」は、漢字の「事」が当てはまるようなケースで、
これは前を区切ります。


  「話す
事ができなかった」、「あわてることない」、
  「早い
こと教えて」、「忘れ物をしないこと

 一方、続けるのは、主として女性が使う場合で、


  「あら、
すてきだこと」、「まあ、おそろしいこと
  「とても、
素晴らしかったことよ」、「そーじゃないことよ」
  「それで
いいこと?」、「そーお考えにならないこと?」
  「もー
お休みしないこと?」


と、言った感じ。これもなんとなく分かりますね。(^!^)

    虫の音が、一段とよく聞こえます‥‥‥    {^△^} わびすけ 2001/09/24 14:58:47;85028;rc9t-stu;RETR;ok;/freeaddr/ten/room/wabisuke/wabi-07.html