わびすけメモ(10)

カッコ類( )でのマスあけ

 カッコが出てくると、区切ろうか続けようか迷います。
そこで私なりに整理してみました。
 まず、
『点訳のてびき(第2版)』の、57ページあたりから抜粋です。
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  カッコ類

(1) カッコ類は、原則として説明や挿入に用いる。第1カッコ( )・二重カッコ《 》は、墨字の丸カッコ・二重丸カッコにほぼ対応させ、第2カッコ[ ]は、角カッコ〔 〕などに対応させる。
(2) カッコ類で囲む文や語句、記号・符号とカッコ類の内側は続け、外側は分かち書きの規則に従う。
(3) カッコ類が、
  a.前の語の説明に用いられているときは前に続けて書き、
  b.あきらかな挿入の場合は前を1マスあける。

           (後略)
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  ここで、 a. b. の例として、次のものが載っています。

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a.しょーねん(16さい)の
すがた
  にちもーしゃきょー(にほん
もーじんしゃかいふくししせつきょーぎかい)でわ‥‥‥
b.かれわ
「ことしわ(ほーむらんを)50ぽんうつ」といっている。
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 さて、この二つの違いはなんでしょうか?
 まず、a.は、それぞれ、
「しょーねんの」「にちもーしゃきょーでわ」という
文節の中で、
「しょーねん」「にちもーしゃきょー」という語を説明しています。
そして、カッコの後ろに、助詞の「の」や「でわ」が付いています。
 つまり、この( )は、一つの文節の中で、直前の特定の語を説明しています。
こういった場合は、カッコの前を続ける訳ですね。
 尚、いつも助詞が続くとは限りませんから、念のため。(^!^)
  例、 しょーねん
A(16さい)、しょーじょB(14さい)の‥‥‥

 ところが、b.だと、(ほーむらんを)というのは、特定の語の説明ではなく、
全体の
「ことしわ50ぽんうつ」という文章の中で、一つの文節として
挿入されています。
 これだって「説明」だと言えば言えなくもないでしょうが、その文章で
省略されている語句を補っていると考えた方が分かりやすい。
 つまり「前の語の説明」ではなく、「文章全体を補足説明する文節」ですね。
 従って、前記のルールの、
  (2) カッコ類で囲む文や語句、記号・符号とカッコ類の内側は続け、
     外側は分かち書きの規則に従う。
 との関係もあって、カッコの前(つまり外側)を1マス空ける事になります。

 又、この二つのケース以外に、次のような場合がありますね。

  c. 前の文とは独立した説明文・挿入文等が、カッコで囲んである場合。
     → これも前記のルール(2)に従って、私は2マス空けています。

     もーきせつわはるだ。□□(わたしのふところわふゆだが。)
   うぐいすが
なき、じんちょーげがにおう。□□‥‥‥

 いずれのケースでも、実際に読む立場にたった時、どんな風に書いてあれば
読みやすいか?と考えると、分かりやすいでしょう。

                    {^△^} わびすけ 2001/09/24 14:58:51;85028;rc9t-stu;RETR;ok;/freeaddr/ten/room/wabisuke/wabi-10.html